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入居中のこと

賃貸でカビが発生!借主に請求が?まだ間に合うおすすめの結露対策

 

みやへい
こんにちは!

大阪の不動産管理会社勤務のみやへい(@miyahei2019)です。

 

賃貸管理の仕事をしていると、毎年冬になると決まって結露やカビ等でお悩みの入居者さんからたくさん相談の連絡をいただきます。

 

特に冬場は結露が発生しやすく、放っておくとカビの原因になったり建物を傷める要因になったりするだけでなく、賃貸の場合結露を放置したことによって損耗を悪化させてしまうと善管注意義務違反といって入居者さんに過失責任が問われる可能性があります。

 

今回は結露の原因からおすすめの結露対策グッズまで紹介できればと思いますので、是非参考にしてみてください。

 

善管注意義務とは?

 

善管注意義務とは、民法第400条にある『善良なる管理者の注意義務』のことを指します。

 

賃貸を借りると、室内は専有部分にあたる為、入居者が当事者となって注意、管理していく義務が発生します。

 

その為、退去時に部屋が「カビだらけ」なんてことがあると、管理を怠ったことによって広がったカビと判断されて、補修費を請求されてもおかしくありません。

 

賃貸でカビが発生!そもそも結露はなんで起きるの?

 

冬場に結露が発生しやすいのは何故でしょうか。

 

その原因は気温と室温が関係しており、暖かい空気が急に冷たい空気に触れると結露が発生するのですが、冬になると外壁や窓ガラスなどが冷たくなっている一方で、室内は暖房器具を使ったり、加湿器を使う機会が増える結果、室内と外の気温差や湿度の高さが原因で結露が発生します。

 

特に鉄筋コンクリート造のマンションは気密性が高く、その分湿気も溜まりやすい為注意して対策する必要があります。

 

カビの対策方法

 

こまめに換気する

 

結露対策で最も効果が高いのが、十分に換気をすることです。

 

換気をすることで室内に溜まった湿気を逃がし、湿度を下げることで結露対策につながります。

 

尚、最近のマンションでしたら24時間換気が標準装備されていますので、効果は絶大です。

 

暖房器具の種類を変える

 

暖房器具には開放型と非開放型の2種類があります。

 

開放型と呼ばれる暖房器具には、石油ストーブ・ガスストーブ・石油ファンヒータ・ガスファンヒータがあります。

 

これらの暖房は燃焼の際に大量の水蒸気を発生させるため、部屋を暖めるたびに部屋の湿度がぐっと上がります。

 

結露を減らすためには、非開放型の暖房器具やオイルヒーター、エアコンなど電気式の暖房器具を使用するようにしましょう。

 

サッシに吸水テープを貼る

 

サッシに結露対策用の吸水テープを貼ることで、サッシまわりの木枠の腐食やカビの発生などを防いでくれます。

 

 

 

除湿器を設置する

湿度を下げることで、結露防止になります。

 

 

断熱シートフォームをサッシに貼る

 

断熱効果の高い特殊素材を使用しておりますので、結露の防止はもちろん寒さ対策にもなります。

 

 

結露防止ヒーターを置く

 

これは非常に便利です。

 

案外値段も安いので試してみる価値は十分にあるかと思います。

 

 

 

 結露取りワイパーで拭き取る

 

ワイパーで窓に付いた水滴を拭き取ることができ、下のボトルに水滴が溜まるのでお手入れが楽ちんです。

 

 

 

 まとめ

 

今回は結露対策について書きましたがいかがだったでしょうか。

 

結露が起きやすい物件は、結露対策をしているか否かで退去時の損耗具合が大きく変わってきます。

 

冒頭で善管注意義務違反について書きましたが、あまりに状態が酷いと退去時に請求されることもありますので、しっかりと対策をするように心がけてみてはいかがでしょうか。

 

それではまたお会いしましょう!!

  • この記事を書いた人

みやへい

不動産管理会社勤務/月間約5万PVのブログ『みやへい不動産』運営/ 不動産・暮らしに役立つ情報中心に発信しています/宅地建物取引士/2級FP技能士/3児の父は育児も奮闘

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