
私は個人的には和室のお部屋、畳は好きですが、昨今の日本では欧米化が進んでおり、寝室にベッドを置いたり、メインの居室にはソファや椅子付のテーブルを置いたりするなどといった生活が主流になっています。
賃貸アパートや賃貸マンションなどの集合住宅で、ここ最近の新築では9割以上は全居室洋室の間取りで設計されており、3LDK以上の部屋数が多いマンションや一戸建てを除いては和室を取り入れている物件は殆ど見かけません。
それだけ日本人の和室離れが進んでいるということが見て取れます。
それでもいざお部屋探しを始めた時に、例えばインターネットのポータルサイトなんかで物件を検索して物件情報を見ていると和室のお部屋めちゃくちゃ多くないですか?
賃貸市場全体でいうと築年数が20年以上経過している物件の方が圧倒的に多く、当時は和室のお部屋が主流だったので、未だに和室がある物件が多く存在するのです。
洋室を希望する方は当然築年数が新しいオールフローリング物件が借りれればば良いですが、築年数が新しくなると予算(家賃)がどうしても上がってしまいます。
それでも洋室が良いし、家賃も極力抑えたいですよね。
そんな方は、和室を洋室に変えてしまって使用できれば言うことなしじゃないでしょうか。
今回は賃貸物件でも使える、和室を洋室として使う為の方法としてウッドカーペットを紹介したいと思います。
目次
ウッドカーペットとは
ウッドカーペットとは、主に畳や絨毯(じゅうたん)の上に敷くことでフローリングの洋室に変更できてしまう画期的な商品です。
導入はとても簡単で、敷きたいお部屋の寸法を測って注文し届いたら敷くだけ。
敷くだけなので、賃貸物件の場合でも退去時に取り外せばいいだけですし、洋室にリフォームすることを思えば費用もかなり抑えることができます。
<施工例>

畳のお部屋にウッドカーペットを敷くメリット・デメリット
畳のお部屋にウッドカーペットを敷くことによるメリットは多いですが、デメリットもありますので理解した上で導入されることをおすすめします。
畳のお部屋にウッドカーペットを敷くメリット
まずはウッドカーペット導入のメリットから挙げていきます。
メリット① 断熱性能
畳は、原料である「い草」が編み込まれており、空気を多く含んでいる為非常に断熱性能が高いです。
今回紹介する方法では畳の上にウッドカーペットを敷くことになりますので、一般的なコンパネの上にフローリングを敷いている洋室よりも断熱性能が格段に上がります。
メリット② 遮音性能
上記と同じ理由ですが、畳には空気が多く含まれており、音や衝撃を和らげる効果がありますので遮音性は抜群に良いです。
足音なども響きにくいでしょう。
メリット③ 湿度を調節してくれる
畳には湿度を調節してくれる機能があり、梅雨のジメジメした時期なんかでも湿気を吸収し湿度を抑えてくれます。
また反対に乾燥している時期には湿度を高めてくれるといった性能も兼ね備えています。
畳のお部屋にウッドカーペットを敷くデメリット
続いてデメリットについて紹介します。
デメリット① お手入れが必要
一見、フローリングにすることによってお手入れが楽になると思いがちですが、畳とウッドカーペットの間にはダニやカビが発生しやすいといったデメリットもあります。
定期的に清掃と換気は行った方が良いでしょう。
デメリット② 処分がやや大変
不要になった際に少し手間です。商品が畳んでも結構大きく、固い素材で折り曲げることができない為、カットして大型ごみに出すか、費用は数千円から1万円程度かかると思いますが民間の処分業者に引き取ってもうなどの方法を取らなければなりません。
状態が良ければリサイクルショップなどで引き取ってもらえるかもしれませんので、相談してみてもよいでしょう。
おすすめのウッドカーペット PJ-40ヴィンテージシリーズ
おすすめのウッドカーペット、「PJ-40 ヴィンテージシリーズ」という商品を紹介したいと思います。
私がこの商品を良いと思った理由はとにかくデザインが良いからです。
ウッドカーペットって木目が入っていないような単調なデザインが多いんですけど、これは結構イケてます。
商品の特徴を幾つか紹介しますが、一番下のリンクから商品ページで見てもらった方がより詳しいことが載っていますので見てみてください。
特徴① お洒落な2パターンのデザイン、本格的な風合い
ヴィンテージ風でかなりお洒落です。特殊エンボス加工を施しているそうで木目の凸凹を再現し本物のフローリングさながらの風合いがでています。
この記事を書いている時点でHPに記載している情報ですが、サンプルを請求したら無料で送ってくれるみたいなので、気になる方は請求してみてください。
以下、4パターンのデザインがあるようです。
特徴② 豊富なサイズ展開、オーダーカットも可能
畳のサイズには江戸間や団地間などの種類があり、その種類によって畳1枚の大きさが変わり、部屋の寸法も変わりますが、それぞれに合わせた豊富なサイズを用意しています。
寸法が合わない場合はオーダーカットしてもらえます。
特徴③ 安全な素材を使用、裏には布も
シックハウス症候群の原因物質、「ホルマリン」の放散量を抑えており人体に安全な素材を使用しています。
ウッドカーペットの裏には布がついていますので、畳に傷がいかないように保護してくれます。
PJ-40 ヴィンテージシリーズ 商品ページ
商品ページのリンクを貼っておりますので、是非一度見てみてください。
まとめ
今回は便利なウッドカーペットを紹介しました。
和室を洋室で使いたいと思われている方には、きっと後悔なしのとてもオススメな商品なので試してみてください。
また良い商品があれば共有できればと思います。
それではまたお会いしましょう!!