大阪の賃貸管理会社に勤務している
みやへい(@miyahei2019)です。
早速ですが、あなたは光熱費を気にかけて生活をしたことがありますか?
今まで実家でずっと暮らしていて、一人暮らしの経験がない方なんかは特に
「全然気にしたことがない」なんて人も少なくないと思います。
「一人暮らしの料金なんてたかが知れてるんじゃないの?」
なんて思う方もいるかもしれませんが、意外とバカにできないのが水道光熱費!
今回はそんな一人暮らしの水道光熱費について、
平均相場から節約の方法まで解説していきたいと思いますので
ぜひ参考にしてみてください。
一人暮らしの水道光熱費の平均はズバリ11,653円!
水道光熱費とは、電気代・ガス代・水道代を合わせた費用のことをいいます。
総務省の統計(2019年)では、一人暮らしの水道光熱費の平均は11,653円でした。
電 気 代 | 5,700円 |
ガ ス 代 | 3,012円 |
水 道 代 | 2,120円 |
そ の 他 | 821円 |
合 計 | 11,653円 |
引用: 総務省2019 1ヶ月間の収入と支出
思っていたより多かったですか?
それとも少なかったですか?
上記の表は1年間の平均なので、時期によって金額のバラつきは当然出てきます。
例えば、春や秋の過ごしやすい時期なんかは冷暖房をほとんど使わなかったりするので、表にある平均の金額よりも大幅に抑えられるかもしれませんが、
反対に夏場や冬場は光熱費がぐーんと高くなります。
そんな光熱費がかさむ時期に、いかに抑えることができるかが節約のカギになります。
以下からは節約のポイントを見ていきましょう。
電気代の平均は5,700円!電気代を節約する方法
水道光熱費の中で最も料金が高いのが電気代!
一人暮らしの1ヵ月あたりの平均は5,700円です。
特に夏場・冬場はエアコンなどの冷暖房器具を使う頻度が増えますので、電気代が高くなってしまいがちです。
電気代を節約する為にはいろいろな方法があります。
電気代を節約するPOINT
- エアコンを適温に設定、こまめなON・OFFを控える
- 冷蔵庫を整理して、扉の開け閉めの回数を減らす
- 使わない家電のコンセントは抜いておく
- 電球をLEDに変える
- 電力会社を変える
他にも方法がありますが、詳しくは以前の記事で解説してます。
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ガス代の平均は3,012円!ガス代を節約する方法
ガス代の一人暮らしの平均は月3,012円です。
大きく分けるとガスの種類は2種類ありまして、
ひとつは「都市ガス」、
もうひとつは「プロパンガス」です。
都市ガスは、メタンが主成分で、天然ガスを主な原料としています。一方のプロパンガスは、プロパンガスの名前の由来にもなっているプロパンやブタンが主成分です。液化石油ガスを原料としたガスです。LPガスとは、液化石油ガスの(liquefied petroleum gas)略称です。
引用 : Selectra
もちろん成分や熱量の違いはありますが、
なんといっても一番の違いは料金です。
例えば、東京23区の1ヶ月の平均ガス料金(20㎥使用時)で比較したときに
都市ガスの場合は6,280円かかるのに対し、プロパンガスは10,080円もかかってしまいます。
引用 : Rooch
プロパンガスの料金は自由設定の為、ガス会社によって料金設定が異なりますが、
大体は都市ガスの1.5倍から2倍くらいは変わってくるといわれています。
つまりいくら家賃が抑えれたとしても、プロパンガスの場合は高いケースがほとんどなので注意が必要です。
以下ガス代を節約するポイントをまとめるとこんな感じです。
ガス代を節約するPOINT
- お風呂のお湯の量を減らす
- 湯ぶねにつからずにシャワーを浴びる
- コンロを使う時間を短縮させる
- 給湯温度を下げる
これらを今日から試すだけで確実にガス代を抑えることができます。
水道代の平均は2,120円!水道代を節約する方法
一人暮らしの1ヶ月あたりの水道代の平均は2,120円です。
地域にもよりますが、2ヶ月に1回まとめて支払うことが多いようです。
賃貸マンションの場合、中には月々の水道代が固定で金額が決まっているケースもあります。
水道も意識次第でかんたんに節約することができます。
「意識することが大事です!!」
水道代を節約するためには以下のような方法があります。
水道代を節約するPOINT
- 水を出しっぱなしにしない
- トイレを流すとき、レバーの大と小を使い分ける
- 残り湯洗濯をする
- 湯ぶねにためるお湯の量を減らす
- 節水グッズを活用する(シャワーヘッドなど)
まとめ
今回は「一人暮らしの水道光熱費の平均額から節約方法まで」を記事にしましたがいかがだったでしょうか。
記事の内容を以下にまとめました。
今回の記事のまとめ
- 一人暮らしの平均水道光熱費は11,653円
- 電気代は使う量を減らせば確実に安くなる
- プロパンガスは都市ガスの1.5倍から2倍かかる
- 水道は普段から意識して節水することが大事
これから一人暮らしを始める方は、今回記事にした水道光熱費の平均の金額を参考にして、
実際に使った金額と比較してみてください。
もし平均より高ければ節約した方がよいかもしれません。
月々1,000円節約できたとしても、年間にすれば12,000円ですから、
結構ぜいたくな食事ができるぐらいの金額にはなりますので、
まずはできることから始めてみてはどうでしょうか。
それではまたお会いしましょう!!