これからお部屋探しをする方、もしくは今お部屋探し中の方に
声を大にして言いたい。
「できれば平日に不動産屋に行ってお部屋を探しましょう!」
”月初の平日”であればなお良いです。
土日しか休みがないという方も多いと思いますが、可能なら有給を使ってでも平日に探してみてください。
それぐらい平日のお部屋探しにはメリットがたくさんあります。
今回は元不動産屋(仲介)の私みやへいが、
「平日のお部屋探しがおすすめな理由」について解説していきたいと思います。
この記事を書いた人
お部屋探し・内見に不動産屋に行くなら平日がおすすめ!その理由(ワケ)は?
これだけ平日がおすすめというのにはもちろん理由があります。
何故なら土日にお部屋を探すよりも明らかにメリットが多いからです。
平日に探すメリットをまとめるとこんな感じです。
平日に探すメリット
- バタバタせずに物件の内見にまわれる
- 営業が丁寧に向き合ってくれて時間を割いてくれる
- 競合が少ないので、申込みが被ったりする可能性が低い
- 物件周辺の普段の生活環境が把握しやすい
バタバタせずに物件の内見にまわれる
一般的に土日休みの人が多いので、不動産屋は土日になると来客が多くバタバタしています。
私も仲介店で働いていたときは、土曜日、日曜日になると1日に5組も6組も対応したり、何件も物件の案内に行ったりと大忙しでバタバタせざるを得ませんでした。
一方で平日はどうかというと基本的に暇な日が多いです。
その分落ち着いて物件をまわることができて、不動産屋の営業マンに急かされないで済むでしょう。
営業が丁寧に向き合ってくれて時間を割いてくれる
土日だと不動産屋の営業マンも次の来客の予定があったりして、1組のお客さんに対してそれほど時間をかける余裕がないのが実情です。
それが平日だと営業マンも契約してもらおうと必死なので、 次の予定が入っていなければ、いい部屋が見つかるまでとことん向き合ってくれるでしょう。
ただし、この営業マンとは合わないなと思ったときはお店を変えてもいいかもしれません。
▼会社選びや担当変更に関する記事
→ 担当者の対応が最悪!賃貸のお部屋探しで担当は変更できる?
競合が少ないので、申込みが被ったりする可能性が低い
土日の忙しいタイミング、とくに繁忙期の土日にはお部屋探しをしている人が多いので、申込が被るケースがあります。
例えば、何件も部屋を内見して、やっと気に入った部屋が見つかり申込書を書いた後に、タッチの差で先に別の人で申し込みが入っていた!なんてことがたまにあります。
そう、同じ物件を色んな不動産会社が紹介しているのでそういったことが本当に起こりうるのです。
そうなった場合は、悔しいですが諦めてまた次の物件を探すしかありません。
それが平日であれば土日ほど競争率が激しくないので、申し込みが被る可能性が低いというわけです。
物件周辺の普段の生活環境が把握しやすい
平日はほとんどの人が学校や仕事で出ていたりするので、周辺環境の確認がしやすくなります。
土日だとやっていない施設(工場や学校など)の状況を確認することができますし、マイカー通勤の方なんかは平日の車の混み具合などもチェックできるでしょう。
地域によりますが、土日と平日では雰囲気が全くことなることも多いので、一番いいのは土日も平日も両方確認しておくことです。
それぞれ時間が取れそうな方は事前に両方下見しておくことをおすすめします。
月初めのお部屋探しがいいのは情報が多いから
なぜ月初がいいかというと、これにもちゃんとした理由があります。
それは月初の方が情報が多く、内見ができる物件の数が多いからです。
賃貸の入居者は月末に解約通知を出して、その翌月に退去することが多いのですが、解約通知が出た段階で次の入居者を募集する不動産屋、管理会社が多いので、月初になるとこれから退去する予定の情報も多く出揃っている状態です。
また、内見できる物件の数についても月初のタイミングが多いです。
なぜなら月末に退去する人が多いので、月初のタイミングであれば退去したばかりのお部屋も内見することができます。
つまり、、「月初は新鮮な情報が豊富にある」
というのが最大のメリットということなんです!
水曜日はNG!不動産屋は水曜日を定休日にしているって本当?
すべてがそうではありませんが、不動産屋は昔から水曜日を定休日にしているところが多いようです。
慣習的に他の会社も水曜日が休みだから、「なんとなく休みにしている」という会社も多いと思います。
美容院が月曜日を定休日にしているところが多いのと同じような感じですね。
元々は「水=流れる」を連想してしまい、「契約が水に流れる」というマイナスのイメージにつながる為、水曜日に休む会社が増えたといわれています。
よって水曜日は定休にしている不動産会社が多い為、あまりおすすめできません。
どうしても土日しか不動産屋にいけない場合の探し方
どうしても土日しか都合のつけれない場合は効率よく動くことが重要になってきます。
そのためにはしっかりとした事前準備が必要です。
不動産屋に予約を入れる(必須)
不動産屋に行くのであれば、前日までに必ず予約を入れておきましょう。
予約に関しては土日でも平日でも関係なくしておいた方が間違いありません。
「多分大丈夫だろう」という頭で予約せずに訪問すると、他に先約が入っていて帰されてしまう場合があります。
予約方法ですが、電話はもちろん、ポータルサイトの問い合わせフォームから簡単にできるので必ずしておきましょう。
希望の日時で訪問するためには念の為早めに予約することをおすすめします。
ポータルサイトで物件を調べると、気になった物件のページにその物件を取り扱っている不動産会社の情報と問い合わせフォームに飛べるリンクがありますのでそこから予約すればよいでしょう。
行きたい不動産屋が決まっている場合は、その不動産屋で気になっている物件を扱っているか調べてみて、もし掲載がなければ電話かメールで紹介してもらえるか聞いてみましょう。
不動産屋なら「地域名+間取り+家賃」ぐらいを伝えれば、すぐに物件がわかるはずです。
ポータルサイトで内見したい物件の目星をつけて訪問前に伝えておく
一番いいのは、各物件のURL(他社が扱っている情報でも)を予約している不動産会社にメールで送って内見したい旨を伝えておくことです。
気の利く営業マンであれば、当日スムーズに内見できるよう案内方法の確認や鍵の手配などをバッチリ準備してくれるはずです。
内見時にあったら便利なものを用意しておく
内見時にあったら便利なものは以下の通りです。
確認するポイントは事前にメモやノートに書いておきましょう。
CHECK!
- メジャー(できれば5m以上)
- 方位磁石(スマホアプリでも代用可)
- 図面のコピー(ポータルサイトのページを印刷するか不動産屋にもらう)
- 筆記用具、メモかノート
- スリッパ(不動産屋が用意してくれる場合有)
- 懐中電灯(夜間の場合)
丸一日時間を確保しておく
お部屋探しはスムーズにいくこともあれば、
中々条件に合う物件が見つからずに難航するケースがあります。
1店舗目の不動産屋でお部屋が見つからなければ、2店舗目、3店舗目と足を運ぶという手もありますが、そうなると確実に一日コースです。
まわる不動産屋の候補を調べておく
1店舗だけ予約している場合は、念のためいい物件が見つからなかった場合にスムーズにまわれるように周辺の不動産会社を調べておきましょう。
時間がなく一日でいい物件をなんとしてでも見つけないといけない場合は、午前と午後でわけて2社予約しておけばよいでしょう。
例えば1店舗目は10時に予約、2店舗目は13時から予約するみたいな感じです。
もし仮に1店舗目が早く終わった場合は、次の所に電話して「もう少し早く来店したいのですが可能ですか?」と聞いてみてもいいと思いますし、1店舗目で良い物件が見つかった場合は来店をキャンセルすればよいのです。
できれば曜日や時間帯を変えて内見をした方が良い
時間に余裕があれば、曜日や時間を変えて2回内見した方がよいでしょう。
先述しましたが、土日と平日では雰囲気が違う為両方見ておくことで、住み始めてからのイメージしていたのと違う」といったギャップをなくすことができます。
あと、日中は静かで環境のよいところだなあと思っていても、夜になると街灯が少なく夜道が暗いなんてこともありますので、心配であれば夜に周辺を歩いてみてもいいかもしれません。
まとめ:お部屋探し・内見は月初めの平日がガチでおすすめ!
今回は賃貸でお部屋探しは月初めの平日がガチでおすすめな理由」について記事にしましたがいかがだったでしょうか。
平日に探すメリットをおさらいすると、
- バタバタせずに物件の内見にまわれる
- 営業が丁寧に向き合ってくれて時間を割いてくれる
- 競合が少ないので、申込みが被ったりする可能性が低い
- 物件周辺の普段の生活環境が把握しやすい
ということが挙げられます。
逆に土日の部屋探しはバタバタするので事前の準備が必要というわけです。
土日に探す場合は以下のように準備しておくのがベターです。
- 不動産屋に予約を入れる(必須)
- ポータルサイトで内見したい物件の目星をつけて訪問前に伝えておく
- 内見時にあったら便利なものを用意しておく
- 丸一日時間を確保しておく
- まわる不動産屋の候補を調べておく
繰り返しますが、休みが取れるのであれば絶対に平日がおすすめなので、是非平日にお部屋探しをしてみてください。
それではまたお会いしましょう!
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