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不動産業界で稼ぐなら売買仲介?平均年収と年収アップのポイント

Mさん
不動産業界って稼げるイメージがあるけど、

やっぱり稼ぐなら売買仲介の仕事がいいのかな?

 

不動産業界で働きたいけど気になるのが年収。

不動産業界は年収が高い、実はそんなに稼げない、売買仲介の方が稼げると言ったいろいろな話を耳にします。

 

どれも大きく間違ったことではなく、現実的にありえる話です。

今回は、不動産業界の年収や年収アップのポイントについてご紹介します。

 

本記事を見てわかること

  • 不動産仲介営業職の大体の年収がわかります。
  • 不動産仲介営業職はどのような給与形態の会社があるかがわかります。
  • 不動産仲介営業で年収をアップさせる為のポイントがわかります。

 

『不動産売買仲介に転職を検討している』という方は参考にしてください。

 

 

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売買仲介は不動産業の中で他の職種よりも稼げる?

 

不動産業の中でも、業種はいくつかに分かれており、それぞれによって稼げる度合いが変わってきます。

よく比較されるのが賃貸仲介と売買仲介ですが、この2つだけで比べると稼げる可能性が高い方は売買仲介です。

賃貸仲介と売買仲介とでは、収入源が大きく違います。

賃貸仲介は、仲介手数料として1か月分が不動産会社に入る程度ですが、売買仲介の場合、中古マンション1戸でも、数十万円~数百万円の仲介手数料が動くので、その差は大きいでしょう。

 

不動産売買の場合の仲介手数料は下記のような計算式が上限とされています。

仲介手数料の計算式

  • 物件価格200万円以下の場合:取引価格の5%
  • 物件価格200万円~400万円以下の場合:取引価格×4%+2万円
  • 物件価格400万円超えの場合:取引価格×3%+6万円

 

例えば、2000万円の中古マンションの仲介をした場合、購入したお客さんから3%+6万円を上限とした仲介手数料が報酬として受領できる為、66万円の仲介手数料が売り上げとなります。

 

不動産仲介業の営業マンは、基本給+歩合制というケースが多く、歩合は売り上げの〇%となるため、大きく年収がひらく要因となります。

 

 

売買仲介の平均年収はいくらくらい?

 

不動産会社の平均給与は、求人情報サイトの情報によると平均年収400~500万円とされていますが、営業職に関しては個人によってバラつきがあるでしょう。

営業職は基本給に加えて歩合給があるとことが、不動産業界の給与体制の特徴とも言えます。

よって、営業成績が悪ければ年収を上げることができず、成績の良い年下の営業マンに年収を越されてしまうことも珍しくありません。

 

歩合率(%)は会社によって異なりますが、歩合率の高い会社であれば20%くらいで設定している会社もあります。

中には数%の歩合しか設定されていない会社もあるので、その当たりはしっかりと事前に調べておくことがおすすめです。

 

また、こちらも会社によってさまざまですが、歩合額は毎月反映させる訳ではなく、3か月おきに区切って反映させているケースが多いでしょう。

一方で歩合制を取り入れず、基本給のみで設定している会社もあります。

このような会社では、高収入を見込むことは難しいかもしれませんが、毎年の昇給など安定感を持って働くことができます。

 

そして、究極に歩合を活かしたい自信のある方は、業務委託契約の形態をしている企業もあり、この場合は完全歩合制となることが多いです。

基本給がないため安定性はありませんが、歩合率が高いため大きな収入を狙える可能性があるでしょう。

 

売買仲介の営業職で年収のアップさせるポイント

 

歩合制

売買仲介の営業職で年収をアップさせる方法は、やはり歩合制を活かしたインセンティブの年収アップが大きいでしょう。

ただし会社によって、歩合制の占める割合が高い会社と低い会社があるので、歩合率に高い会社であれば有効的です。

大手不動産会社の場合は、「基本給高い+歩合率低い」という傾向で、中小企業の場合は「基本給低い+歩合率高い」といった傾向が多く見受けられます。

 

不動産専門資格の取得

不動産専門の資格を取得することも年収アップの要因です。

『宅地建物取引士』の資格は、年収アップを見込める代表的な資格であり、『不動産鑑定士』も難易度は上がりますが年収アップを見込める資格になります。

手当てとして確実に年収が上がるケースもあるため、ぜひおすすめしたい資格です。

参考

 

転職

転職することも年収アップのポイントです。

給与の設定は会社によって異なり、基本給は低いけど歩合率が高い会社もあれば、基本給を高く重視した会社もあります。

営業力に自信のある方は、歩合率の高い会社を探していると年収アップが見込めるでしょう。

ただし、歩合率を求めすぎると、ノルマの厳しいブラック企業の可能性もあります。

そこはしっかりと見極めて判断するようにしましょう。

また、安定性を重視したい場合には、歩合率は諦め、基本給がなるべく高く、資格手当てがある会社がおすすめ。

自分が求めている仕事の体制や、給与体系に合わせて転職を考えてみるのも1つの方法です。

 

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まとめ

 

今回は『不動産業界で稼ぐなら売買仲介?平均年収と年収アップのポイント』 について記事にしましたがいかがだったでしょうか。

 

本記事のまとめ

  • 売買仲介営業の給与形態は基本給+歩合が多い
  • 売買仲介営業の年収は平均で400万円~500万円ぐらい
  • 年収をアップさせるには売買仲介はおすすめ
  • 年収をアップさせる為には不動産系の資格を取得しよう
  • 高年収を狙うなら歩合率の高い会社を選ぼう

 

不動産業界で営業マンとして多く稼ぎたい場合には、売買仲介の会社に入ることは選択肢のひとつとしておすすめです。

ただし、年収を重視して選ぶ場合には、歩合制の割合が大きく影響してくるため、安定性のある基本給を重視するのか見極めましょう。

また、資格取得も安定した年収アップが見込める大きなポイントです。

資格手当てがある場合には、ぜひ取り入れてみましょう。

 

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  • この記事を書いた人

みやへい

不動産管理会社勤務/月間約5万PVのブログ『みやへい不動産』運営/ 不動産・暮らしに役立つ情報中心に発信しています/宅地建物取引士/2級FP技能士/3児の父は育児も奮闘

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