今回はそんな疑問に対して、
『賃貸管理・PM(プロパティーマネージャー)の年収・休日数』というテーマで書いていきたいと思います。
プロパティマネジメント(Property Management、略称:PM)とは、主に不動産に関する資産管理を行う業務のことである。
具体的な業務としては、建物の物理的な維持・管理業務、不動産を賃借するテナントの誘致、交渉、賃貸借業務の代行、賃料・共益費などの請求・回収、トラブル時の対応などがある。また投資用不動産の場合は、定期的にプロパティマネジメント・レポート(PMレポート)を作成し、所有者およびAM会社に対して報告する義務がある。
プロパティマネージャー=プロパティマネジメントを職とする人のこと
対してAM (Asset Management) は、投資家・所有者の代理人としてPMの選択・PMに対する指示などを行い、投資家に対しては投資利回りを最大化する責務を負うことである。
参照:Wikipedia
本記事を見てわかること
- 賃貸管理・PMの年収、お給料
- 賃貸管理会社で手当がもらえる資格の種類
- 賃貸管理会社の年間休日数
- 賃貸管理会社の残業や休日出勤の実態
『賃貸管理の仕事が気になっているけど休みやお給料も気になる』と考えている方は参考にしてください。
ちなみに管理会社の仕事内容について詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ
参考
こちらもCHECK!
不動産特化転職型エージェント TOP3
他の業種への転職も含めて考えたいという人はこちら
⇒ 不動産業界の転職でおすすめしたい賢い転職エージェントの選び方7選
賃貸管理・プロパティマネージャーの年収、お給料はいくら?
早速ですが、不動産(賃貸)管理・プロパティーマネージャー職の年収は、年齢関係なく平均すると454万円です。
また、世代別の平均年収は以下の通りになります。
- 20代 平均343万円
- 20代後半 平均425万円
- 30代 平均486万円
- 40代以上 平均508万円
国税庁が発表した平成30年分の民間給与実態統計調査によると、
不動業界の平均年収が446万円なので、それと比べるとほぼ平均ぐらいの水準ですね。
しかし、不動業界はノルマがあったり、歩合制、中にはフルコミッションを取り入れている会社も多い中、賃貸管理会社においては、基本的には固定給の所も多く、安定しているのが特徴です。
一方、管理会社の中でも新規受託営業(管理物件を獲得してくる部署)になると、成果によってお給料が変わるところが多いようです。
賃貸管理会社でもらえる資格手当の種類
不動産会社においては『宅地建物取引士』の資格を持っていると、資格手当が大体1万円〜5万円程付くところが多いです。
賃貸管理会社も例外ではありません。
宅地建物取引士の資格以外に手当が付く会社は少ないですが、会社によっては、資格ごとに手当が付くところもありますので、求人サイトの募集要項を確認してみましょう。
手当がつくかもしれない資格(例)
- 賃貸不動産経営管理士
- FP2級・1級
- マンション管理士
- 管理業務主任者
- インテリアコーディネーター
- 不動産コンサルティングマスター
- 不動産鑑定士
ちょっと宣伝
賃貸管理会社の年間休日数はどれぐらい?
賃貸管理会社の休日数は年間で100日から120日ぐらいのところが多く、大きな会社ほど休日数が多い傾向にあります。
私は前職でも管理会社に勤務しておりましたが、近年の働き方改革によって、1年間で15日休日が増えた年がありました。
ここ最近は特に、人手不足などの影響もあって、良い人材を確保する目的で、休日数を多く設定している会社も増えてきたようです。
賃貸管理会社の残業・休日出勤の実態
賃貸管理会社も不動産業界ですから、当然繁忙期(1月〜3月頃)は忙しくなります。
管理会社という面でみると、この時期は退去と入居の両方が多い時期になるので、それに伴って退去立ち会いや原状回復工事(次の入居に向けて部屋を綺麗にしたり手直しすること)であったり、契約件数も増える為、残業も多くなりがちです。
また、どうしても建物の水漏れや事件などの緊急性の高いクレームが突発的に降りかかってくることもありますので、会社によっては夜間の出動や、休日出勤などをせざるを得ないということも理解しておきましょう。
反対に閑散期(6月〜8月頃)は比較的落ち着く時期ではありますので、閑散期にまとまった休みが取れたりするような会社が多いようです。
まとめ
今回は『気になる賃貸管理・プロパティマネージャーの年収・休日数』というテーマで記事にしましたがいかがだったでしょうか。
本記事のまとめ
- 賃貸管理・PMの平均年収は454万円
- 不動産業界全体の平均年収は446万円
- 賃貸管理会社では宅建士の資格を持っていると手当てが付くことが多い
- 賃貸管理会社の年間休日数は100日~120日
- 賃貸管理会社の繁忙期は忙しくなりがち
- 賃貸管理会社の閑散期は比較的落ち着く
賃貸管理会社は、仲介営業やマンションの販売営業のように営業成績によって大きな報酬が得られるということはありませんが、
基本的には固定給で安定しているので、安定した収入が得たいという方にはぴったりでしょう。
また近年は休みが多く取れる会社も多く、中には日曜日休みが取れる会社も結構あったりしますので、家族も一層大事にできるのではないでしょうか。