入居中のこと

管理会社が教える入居中でも家賃値下げ交渉が成功する5つのポイント

 

みやへい
どうもこんにちは!

大阪の賃貸管理会社勤務のみやへい(@miyahei2019)です。

 

突然ですが、皆さんは、

なんだか手元にお金が全然残らないなあと感じたことはありませんか?

 

私は特にGWやお盆、年末年始はいつも出費がかさむので、連休が終わるとその後は大人しくするというパターンを繰り返して過ごしています。

同じような方は結構多いかもしれませんね。

 

そんな時に賃貸住まいの方なら、出費の中でも特に割合の多い家賃がネックになりますよね。

 

家賃が今よりも5千円でも1万円でも安くなればその分貯金や別のことに使えるのになあと思って引っ越しを検討する方も多いでしょう。

私も仲介会社で働いていた時は、家賃を下げたいという理由で住み替えをする方を沢山見てきました。

 

住み替えも長期的に見ればメリットがあるかもしれませんが、今の住まいで家賃以外に不満が無いなら家賃を下げてもらえないか交渉してみてもよいかもしれません。

 

今回は、入居中の賃貸物件における家賃の値下げ交渉が成功しやすいポイントを5つにまとめてみましたので是非ご参照ください。

 

これからお部屋を探す方はコチラを参考に↓

CHECK

 

賃貸管理会社が教える家賃の値下げが成功するポイント

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冒頭にもありますように私は賃貸の管理会社に勤務していますが、日ごろ入居者さんから家賃の減額交渉をされることが多々あります。

 

最終的には物件のオーナーが減額の可否を判断することになるのですが、交渉を受けた段階でお断りするパターンもあれば、これは交渉の話をオーナーに持っていってみようかなというパターンに分かれます。

 

同じ交渉でも一体何が違うのでしょうか。

 

成功するポイントを以下に挙げていきたいと思います。

 

尚、管理会社が入っていれば管理会社に交渉するのが通常の流れですが、オーナーさんがご自身で管理している場合はオーナーさんに交渉しましょう。

 

入居期間が長い

 

入居してからの期間が長い方は最も成功率が高いです。

これは断言できます。

逆に入居期間が短ければ短い程成功率がガクンと下がることになります。

 

でも入居期間が長いというのは何年ぐらいのことを指すのでしょうか。

 

賃貸住宅の平均居住年数は単身で大体2年~4年、ファミリーで4年~6年ですので、7年も住んでいれば他の入居者と比べると入居期間が長い部類に入るでしょう。

 

成功率が高い理由ですが、長年住まれていた部屋が空くとなると、次の入居者を獲得する為にはそれなりの原状回復、リフォームをしなければなりませんので、リフォーム費用で何十万とお金を費やすくらいなら、今少しでも家賃を下げておいて留まってくれるならその方がいいという理由で減額に応じてくれる可能性が高くなります。

 

物件に空室が目立つ

 

物件のオーナーからすれば、例えば家賃5万円の物件でも、空室が1つあるごとに月5万円の損失になります。

もっといえば3室も空室があれば15万円もの損失が出て、1ヶ月、2ヶ月と空室期間が長くなればなる程損失は膨らんでいきます。

 

サラリーマンの感覚からすると月5万円でも給料から天引きされると考えたら大変なことですよね。

 

そう、つまり何が言いたいかというと、ただでさえ複数空室があるのにも関わらず、これ以上空室が増えるとなるとオーナーにとっては大損失になるので、心情的にかなり弱気になります。

そこを突いて交渉をすれば、オーナーも何とか退去を食い止めたいという思いで応じてくれるかもしれません。

 

他の部屋の家賃が下がっている

 

エリアにもよりますが、居住年数が経過するということは当然物件の築年も経過する為、年々家賃が下がっているという物件も少なくありません。

 

実際に今契約している家賃と、同じマンションの空室の家賃と比べた時に大きな開きがある場合は交渉の余地ありです。

但し、その空室と比べて1万円程の開きがある場合に1万円下げてもらえるかというと難しく、大体半額(5千円減額)くらいで落ち着くことが多いです。

 

まずは今のお住まいの物件に空きが出ていないかポータルサイトで調べてみましょう。

 【DOOR賃貸】で物件を検索する。

 

掲載の中には古い情報があるかもしれませんので、念のためメールや電話などで不動産会社に空き状況の確認だけしておくとベターです。

 

賃貸のオフシーズンを狙う

 

オーナーにとってシーズン中であれば、賃貸需要が増えるため次の入居者確保にそれ程苦戦しないだろうという考えに及びますが、オフシーズン(5月~8月頃)であれば、入居者確保に日数がかかるというリスクがある為、交渉のタイミングとしてはバッチリです。

できればこの時期に狙いを定めましょう。

 

物件に欠陥がある

 

物件に何らかの欠陥がある場合には、そのままで住み続けることを前提に交渉すればOKを貰える可能性が高くなります。

 

例えば築年が古く、結露がおきやすく拭いても拭いても窓際が水浸しになるとか、床がべこべこしているが補修に多額のお金がかかる為修理していない場合他の住民の設備(キッチンや風呂など)は新しくしているのに自分の部屋だけ古いままなどといった場合です。

 

家賃の減額交渉における注意点

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交渉するにあたって注意点があります。

 

横柄な態度を取らない

 

貸す側にとってはトラブルになりそうな入居者は極力排除したい所。

 

言い方が大柄だったり交渉がしつこい場合は、そんな入居者は早く出ていって欲しいという風に思われてしまいますので、低い姿勢で交渉に臨みましょう。

 

オーナーによっては全く聞いてくれない事を理解しておく

 

たまにいるのが、昔から感覚が変わっていないオーナー。

つまり時代の変化についていけていないオーナーです。

 

今の家賃と開きがどれだけあろうが、貸主の方が強かった時代を引きずっているせいか入居者の要望には一切耳を傾けません。

 

そのまま無理に交渉をすると関係がこじれる可能性がある為、そんな場合は交渉を諦めるか、いっそのこと引っ越してしまうことをおすすめします。

 

まとめ

 

今回は入居中における家賃の減額交渉について記事にしましたがいかがだったでしょうか。

 

5つあるポイントの中で、当てはまる項目が多いほど交渉が成立する可能性が高くなります。

 

また、管理会社は日頃からの入居状況も考慮しますので、クレーマー気質の方やトラベルメーカーの方には早く出ていってもらった方がありがたい為、殆どの確率で交渉をお断りすることになるでしょう。

 

なんやかんやといってもまずは行動しないことには始まりませんので、一度是非チャレンジしてみてください。

 

それではまたお会いしましょう!!

  • この記事を書いた人

みやへい

不動産管理会社勤務/月間約5万PVのブログ『みやへい不動産』運営/ 不動産・暮らしに役立つ情報中心に発信しています/宅地建物取引士/2級FP技能士/3児の父は育児も奮闘

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