カップルで、付き合っている期間が長くなってきたら、
「そろそろ2人暮らしをはじめてみようかな?」
と、同棲を視野に入れはじめている方も多いのではないでしょうか。
最近は結婚前に同棲するカップルもかなり増えてきているようですね。
わたしも結婚前に同棲した側の人間ですが、結婚前に同棲をすることで、
「付き合っていた時には見えなかった、相手のいろいろな部分」や、
「家事の配分や、生活パターン」などを知ることができたので、
お試し期間とか言ってしまったら批判が出るかもしれませんが、
結婚前に経験できてよかったなと思っています。
そんなことは置いておいて、同棲するにあたっては以下のような疑問をよく耳にします。
- 物件を探しはじめるのにいい時期はあるの?
- 住みはじめる時期からどれぐらい前に物件を探しはじめたらいいの?
今回はそんな疑問について、解決できる記事を書いていきたいと思います。
この記事を書いた人
同棲のお部屋探しに最適な時期とは
同棲のお部屋探しをするにあたっていい時期はあるのでしょうか?
基本的には繁忙期(1月~3月)は避けたほうがよく、
5月中旬~8月頃のお部屋探しがオススメです。
「なぜ繁忙期を避けたほうがいいのでしょうか?」
1月~3月頃まではいわゆる引っ越しシーズンですので、転勤が決まった人や、新社会人などたくさんの人がお部屋を探している時期です。
たくさんの人がお部屋を探しているということは、競争が激しくなりますので、人気物件ほど早く決まってしまいます。
どれぐらい競争が激しいかというと、人気物件は内見をせずに決める人がいるという状況です。
通常の賃貸の募集では、退去(解約)予定の部屋がでると、「これから退去する予定が1件あります」という状態でも募集をするわけですが、当然退去する予定の段階では現入居者が居住中のため内見することができません。
しかし、そんな状態でも決める人がいるという訳です。
はたして、
これから憧れの同棲生活をしようっていうのに、そんなに思い切って部屋を決めることができますか?
ほとんどの人は、「できれば内見してから決めたい」っていう風に思うはずです。
どうしても入居の時期が決まっている人なら仕方がありませんが、できれば落ち着いた時期に探すことをおすすめします。
それこそ、4月中旬ごろから賃貸シーズンも落ち着きを見せはじめて、その時期に入れば比較的ゆっくりお部屋探しができるので、気に入った物件に巡り合う可能性がグンとアップするというわけです。
可能なら、オフシーズン(5月中旬~8月頃)にお部屋を探しましょう。
引っ越し料金も繁忙期に比べると抑えることができる点も魅力ですね。
同棲のお部屋探しの期間は情報収集も含めて2ヶ月はあった方がいい
実際に住みはじめるところをゴールだと仮定したら、
ゴールから逆算して、2ヶ月ほど前からお部屋探しを開始したほうがよいでしょう。
通常2ヶ月ほど前から、SUUMOなどのポータルサイトを利用して、希望条件で検索したりして情報を収集します。
そこで気になる物件があれば「お気に入り」機能などをつかって住みたい物件の候補をリストアップしてイメージをふくらませた後、不動産会社に訪問する予約を入れます。
不動産会社に行く時期は、住みはじめる1ヵ月前ぐらいで十分でしょう。
あまり早くに物件を決めてしまうと、住みはじめるよりもだいぶ前から家賃がかかってしまうこともありますので、1ヶ月ぐらい前であればちょうど良いと思います。
しかし遅くても、住みはじめる2週間前までには物件を決めておかないとバタバタすることになってしまいますので注意が必要です。
物件の申込をしてから入居するまでに、入居審査やお金の準備、必要書類の準備をしたりをする期間を要しますので、準備期間として2週間ぐらいは必要になるというわけです。
同棲のお部屋探しでは互いの意見を尊重し合おう
同棲の部屋探しでは、
お互いが主張しすぎて揉めることがよくあります。
揉めない為にはどうすればいいかというと、シンプルですがお互いの意見を尊重し合うしかありません。
それぞれこだわるポイントがあると思いますので、ゆずれないポイントや予算、どういった間取り、エリアなどがいいかを話合って決めていきましょう。
独断ですすめるのはNGです!
以下に決めておくべきポイントをまとめました。
同棲のお部屋探しで決めておくべきポイント
前のセクションではお互いの意見を尊重し合うことが大切と書きましたが、
尊重し合うということは、お互いに意見したあと十分に話し合っておく必要があります。
同棲のお部屋探しにおいて話し合っておくべき(決めておくべき)ポイントは以下のとおりです。
POINT
- 入居の時期、タイミング
- 場所、エリア
- 予算(家賃、初期費用)
- 広さ、間取り
- こだわりたい設備
- 他(ペット飼育の可否や駐車場の有無など)
順番に解説していきます。
入居の時期、タイミング
それぞれの親に報告するタイミングや結婚式のタイミング、同棲する為のお金を貯める為に必要なタイミングなど事情は色々あると思いますが、それらを考慮した上で話し合い、入居するのに最適なタイミングを決めていくことが重要です。
タイミング的に特にこだわりがなければ、本記事で書いているように繁忙期を避けたお部屋探し」がオススメです。
そして、不動産屋に行くのであれば「月初めの平日」がいいでしょう。
関連記事:【賃貸】お部屋探しは月初めの平日がガチでおすすめな理由
場所、エリア
お部屋探しにおいて場所選びは最重要ポイントといっても過言ではありません。
家賃や間取りは工夫次第でどうにかなっても、場所は引っ越しをしない限りは変えれませんからね。
場所、エリアを決めるにあたっては、
勤務先への通勤ルート、通勤時間
お互いの実家との距離
生活するのに便利かどうか(買い物施設等)
治安や街のイメージ
などを基に、互いの譲れないポイントをよく話あって決めていきましょう。
予算(家賃、初期費用)
お互いの収入がいくらあるか、収入に基づいて月々どれぐらい貯金したいかなどを考えて家賃を決めていきましょう。
家賃が高い物件ほど、駅から近かったり、築年数も新しかったりと、当然条件がどんどんよくなります。
すなわち先に家賃をいくらぐらいにするか決めておかないと、どんどん予算が上がってしまいますので、必ず家賃は先に設定してからお部屋探しをするようにしましょう。
まずは予算内で探してみて、それでも予算内で良い物件がなければ予算を上げてもよいと思います。
ちなみに一般的には、収入の手取り金額の3分の1程度が家賃の相場です。
初期費用に関しては安いに越したことはありませんが、人気物件ほど礼金の設定金額が高かったりします。
最低限、初期費用としてどれぐらいの費用がかかるかだけも知っておきましょう。
関連記事:賃貸の契約時にかかる初期費用、費用の項目から相場まで
広さ、間取り
2人にとってどれぐらいの広さがベストが話合いながら決めていきましょう。
「ワンルームや1Kなどの狭い間取りでもいいや」
って方もいらっしゃるかもしれませんが、そうった単身向けの間取りの場合は注意が必要で、そもそも2人入居自体を許可していない物件も多いです。
1LDKでキレイな物件を重視するのか、
それとも2DKにしてお互いのプライベートを確保するのか、
はたまた2LDK・3LDKを借りて子どもができた時のために備えておくのかなどといったように、
選ぶお部屋によって使い方や家具のレイアウトなども変わってきます。
自分たちに合った間取りを選びましょう。
こだわりたい設備
あくまで私の肌感覚の話ですが、
特に女性は設備に対してのこだわりが強いですね。
男性はそれほどこだわりがないように見せかけて、なぜか「ウォシュレットは必須」などといったように突然変なこだわりを見せはじめたりします。
以下が人気の設備です。
2023年人気設備ランキング
- インターネット無料
- オートロック
- 追いだき機能
- システムキッチン
- 宅配ボックス
- 高速インターネット
- 浴室乾燥機
- 24時間利用可能ゴミ置き場
- ウォークインクローゼット
- ガレージ
- 引用:この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まる TOP10 2023ファミリー向け (全国賃貸住宅新聞)
女性の方が生涯的にみて家にいる時間が長いという方の方が圧倒的に多いのでこだわりが強くなるのも当然です。
インターネット無料は9年連続の1位にランクインしていますが、インターネットは普通に契約すると大体2,000円~5,000円ほどの費用がかかることを考えれば、無料だとかなりうれしいですね。
あまりにこだわりすぎても物件の選択肢がだいぶ狭まってしまうので、最低限必要な設備だけを決めておくようにしましょう。
他(ペット飼育の可否や駐車場の有無など)
他にも色々な意見が出ると思います。
「ペットが絶対に飼いたい」
「駐車場は敷地内にないと嫌だ」
「アパートよりもマンションがいい」
「風水的に部屋向きにこだわりたい」
などなど、言い出したら色々と出てくると思いますが、相手の意見に対して耳を傾けつつ、不必要と思うことに関しては、「本当に必要なのか」と問い正すことも大事です。
まとめ:同棲のお部屋探しは繁忙期を避けるべき?ベストな時期・タイミング
今回は「同棲のお部屋探しは繁忙期を避けるべき?ベストなタイミングとは?」という疑問に対して記事にしましたがいかがだったでしょうか。
まとめると、
- 同棲のお部屋探しに最適な時期は5月中旬から8月頃
- 同棲するのには2ヶ月前から動いたほうがよい
- お互いの意見を尊重し合うことが大事(最重要)
こんな感じです。
同棲で失敗しない為に、上記の項目を参考にしてみてください。
それではまたお会いしましょう。
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