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【必見】賃貸でうさぎ・ハムスター・フェレットなどの小動物は飼育できる?

小動物飼育 賃貸

 

ふわふわのうさぎ、かわいらしいハムスター、活発で無邪気なフェレット。

 

どれも可愛らしいですよね。

 

しかし、これから飼いたいと思っても、あなたが住んでいるのが賃貸物件の場合は色んな疑問が出てくるかと思います。

 

ペットの飼育が許可されているのか、それとも禁止されているのか。

あるいは、小動物なら大丈夫なのか。

 

この記事では、賃貸物件での小動物飼育の可能性と注意点について、賃貸管理のプロの視点から詳しく解説します。

 

ペットを飼うことの喜びと同時に、その責任とリスクについても理解することで、あなたとペットが幸せに暮らせる環境を作る手助けをします。

 

この記事で解決できる疑問

  • 賃貸物件でペットが飼えるかどうかの判断基準がわからない
  • ペット飼育可能物件が少ない理由を知りたい
  • 小動物(うさぎ・ハムスター・フェレット)を賃貸で飼う際の注意点を知りたい
  • 飼育不可の賃貸でペットを飼った場合のリスクを理解したい
  • 無断でペットを飼うとどんな問題が起こるか知りたい

 

 

目次

賃貸ではペット飼育可物件と飼育不可物件がある

 

賃貸物件を探す際、ペットを飼いたいと考えている人にとっては、ペット飼育可物件と飼育不可物件の存在が重要な選択基準となります。

以下でそれぞれについて詳しく解説していきます。

 

ペット飼育可能物件は少ない

ペット飼育可能物件は、全体の賃貸物件に対して比較的少ないと言われています。

これは、ペット飼育による物件へのダメージや騒音問題など、オーナー側が抱えるリスクが高いためです。

 

例えば、不動産ポータルサイトのホームズで大阪府に限定して物件を検索したところ、全部で190,406件の空室情報が出てきましたが、ペット飼育可能で絞り込み検索をしたところ、その数は39,663件でしたので、割合としては約20%程度がペット飼育可能物件ということになります。

参考:LIFULL HOME'S

 

なぜペット飼育可能物件は少ないのか

ペット飼育可能物件が少ない理由はいくつかあります。

  • 鳴き声・臭い・毛の問題などで近隣に迷惑をかける恐れ
  • 室内の損傷リスク
  • 修繕費・管理費用が高くなる可能性
  • ペットを飼わない人にとってはマイナスポイント

 

ペットは、鳴き声や臭い、毛の問題など近隣住民に迷惑をかける可能性があります。

また、ペットの飼育により、室内の壁や床に傷がついたり、汚れがついたりすることもあるのも大家さんが懸念する大きな要因の一つです。

そうなると当然ペット飼育可能物件は、物件の修繕費用や管理費用が高くなる傾向があります。

 

さらに、ペット飼育可能物件は、ペットを飼わない入居者にとっては魅力的ではないかもしれません。

ペットの鳴き声や臭い、アレルギーの問題などが考えられます。

そのため、ペット飼育可能物件は、入居者の選択肢を狭める可能性もあります。

 

ペット飼育可能物件でも犬か猫の飼育に限定していることがほとんど

ペット飼育可能物件でも、その多くが犬や猫の飼育に限定されています。

これらの理由は管理者や貸主がペットによる潜在的なリスクを最小限に抑えるためです。

 

犬や猫は一般的に、その大きさや行動パターン、飼い主による管理のしやすさなどから、他のペット(特に小動物)と比較して、物件へのダメージを最小限に抑えることが可能とされています。

犬や猫は、飼い主が適切な訓練を施すことで、物件内での行動をある程度コントロールすることが可能です。

また、犬や猫の飼育に関する情報も豊富で、飼い主が適切なケアを行うための知識を得やすいという利点もあります。

 

これに対して、うさぎやハムスター、フェレットなどの小動物は、その行動パターンや生態についての理解が一般的にはまだ浅く、適切な管理が難しいとされています。

さらに、小動物は犬や猫に比べて体が小さいため、物件内での行動範囲が広がりやすく、予期しない場所でダメージを与える可能性があります。

また、小動物特有の臭いや鳴き声などが近隣住民の生活環境に影響を及ぼす可能性もあります。

 

以上の理由から、ペット飼育可能物件でも、犬や猫の飼育に限定することが多いのです。

しかし、これはあくまで一般的な傾向であり、物件や管理者によっては小動物の飼育を許可している場合もあります。

 

以下より、本題の小動物は飼育できるかどうかという問題に触れていきます。

 

賃貸でうさぎ・ハムスター・フェレットなどの小動物は飼育できる?

 

賃貸で小動物(うさぎ・ハムスター・フェレット)を飼育できるかは物件による

賃貸物件で小動物を飼うことができるかどうかは、物件や大家さんの方針によります。

ハムスターやウサギなどの小動物の場合、鳴き声や足音などの心配は少ないため、一部の物件や大家さんでは許可している場合もあります。

 

ただし、ゲージから出したときに柱を噛んだりするリスクもありますし、動物アレルギーやにおいが発生する心配もあることから、飼うのであれば、やはり事前に許可をとる必要があります。

 

以上の点を踏まえ、賃貸で小動物を飼いたい場合は、必ず事前に大家さんや管理会社に相談しましょう。

 

部屋探し中の人は不動産会社に伝えて飼育できる物件を探してもらう

部屋探しを始める前に、まず自分が飼いたいペットの種類を明確にしましょう。

その上で、不動産会社にその情報を伝えることが重要です。

 

なぜなら、物件のペット可否は、物件ごと、または管理会社ごとに異なるためです。

特に、小動物の飼育については、犬や猫とは異なるルールが適用されることがありますので必ず伝えるようにしましょう。

 

ペットを飼いたいというニーズはたくさんあることから、不動産会社も対応に慣れていることが多いので、他の希望条件も含めて適切な賃貸物件を提供してもらいましょう。

もし、不動産会社の対応がイマイチだったら他の不動産会社に行くことも検討してみてくださいね。

 

 

 

賃貸入居中の人は賃貸借契約書を確認

賃貸物件におけるペットの飼育可否は、賃貸借契約書に明記されていることが多いです。

賃貸借契約書は、借主(あなた)と大家さんの間で結ばれる契約で、物件の使用に関する重要なルールが記載されています。

 

賃貸物件で小動物を飼いたいと考えている方は、まず賃貸借契約書を確認しましょう。

契約書にはペットの飼育に関する条項があり、契約によっては飼育可能なペットの種類や数、飼育に関するルールなどが詳細に記載されているものもあります。

特に、小動物の飼育が許可されているかどうかは物件や大家さんによりますので、契約書を確認することが重要です。

 

契約書に記載がなければ貸主 or 管理会社に確認

契約書にペット飼育に関する記載がない場合、その物件で小動物を飼育できるかどうかは一概には決まりません。

そのため、賃貸借契約書にペット飼育についての記載がない場合は、必ず貸主や管理会社に確認を行うべきです。

これは、契約書に記載がないからといって無制限にペットを飼育できるわけではないからです。

 

また、ペット飼育が許可されている場合でも、その範囲が明確になっていないと、後々トラブルの原因となる可能性があります。

例えば、大型犬や猫は許可されているが、小動物は許可されていない、といった具体的な制限があるかもしれません。

そのため、具体的な飼育可能なペットの種類や数についても確認を行うことが重要です。

 

さらに、ペット飼育が許可されている物件でも、ペットによる騒音や臭い、共用部分でのトラブルなどが発生した場合、貸主や管理会社から注意や指導を受けることがあります。

そのような事態を避けるためにも、ペット飼育についてのルールやマナーを守ることが求められます。

 

以上のような理由から、賃貸借契約書にペット飼育についての記載がない場合でも、必ず貸主や管理会社に確認を行うことが重要です。

 

ペット飼育可能の物件でも事前に確認すべし

ペット可・相談可となっている物件でも、飼育できるペットの種類や飼育数などには決まりが設けられているので注意が必要です。

賃貸借契約書に書かれている内容や規約などを細かくチェックして、不明な点は管理会社や大家さんにあらかじめ確認しておくことが大切です。

事前に話をしておけば、規約に定められていないペットであっても、交渉次第で飼うことができる場合があります。

「ケージから出さない」「クリーニング費用として敷金を追加で預ける」などの条件を提示されるケースもあるので、しっかりと話し合ってみることが大事です。

 

無断で飼育するとペナルティがあることも覚えておきましょう。

ペットの飼育が禁止されているにもかかわらず、飼っていたことが発覚すれば、契約違反となります。

 

最悪の場合、ペットを手放すか退去を迫られるかといった事態を招く恐れがあるので、事前に確認しておくことが何よりも重要です。

また、自室ではなく共用部分での飼育もできません。

他の入居者の迷惑となる場合があり、トラブルの原因となってしまいます。

賃貸借契約書で定められたルールをきちんと守るだけでなく、他の入居者の迷惑にならないように、慎重に行動することが大切です。

 

小動物を飼育する際の注意点

 

小動物を飼育する際には、その生態に合わせたケージの準備や、小動物の生活環境を整えることが重要です。

また、小動物の飼育は、その小ささから飼育が楽であるというわけではなく、こまめな掃除や室温の調節など、日々の生活で気を使うことが増えます。

飼育費用も思ったよりかかることがあります。

 

以下ではうさぎ、ハムスター、フェレット、それぞれの賃貸での飼育における注意点を解説していきます。

 

うさぎの飼育と賃貸で飼う注意点

うさぎは、その可愛らしい外見から多くの人に愛されていますが、飼育には注意が必要です。

うさぎは散歩を必要としないため、賃貸住宅でも飼いやすい一面がありますが、ケージ内の清掃や食事の管理、そしてうさぎ特有の行動、例えばケージのバーをかじる行動などに対する対策が必要です。

また、うさぎはかじったり掘ったりする習性があり、これにより壁や柱、畳や絨毯を傷つけたり穴を開けたりすることがありますし、ケーブルをかじることによる火災や感電の可能性も考えられます。

したがって、飼主が不在のときはケージの中で飼育したり、ケーブルなどを整理整頓したりするなど、うさぎの習性に合わせた対策が必要です。

 

また、うさぎを飼う部屋は、温度に加えて湿度もしっかりと管理する必要があります。

湿度は40%から60%が適当で、加湿器や除湿器などで湿度をコントロールすることが推奨されています。

参考:昭府獣医科

 

さらに、うさぎの大きな耳はその聴覚が非常に敏感であることを示しています。

したがって、大きな音や聞き慣れない音が続くと、うさぎにとってストレスになります。

これを避けるためには、賃貸物件を選ぶ際に線路や幹線道路のそばを避けたり、防音効果の高い構造の物件を選んだりすることが重要です。

また、ケージが狭すぎるとストレスになるため、ケージの選び方にも注意が必要です。

 

ハムスターの飼育と賃貸で飼う注意点

ハムスターは夜行性の動物で、夜間に活動的になります。

そのため、夜間の騒音が隣人に迷惑をかける可能性があります。

また、ハムスターは飼育ケージから逃げ出すことがあり、賃貸物件ではそのような事態を避けるために適切なケージを用意することが重要です。

 

さらに、ハムスターの飼育には特別な設備や環境が必要で、賃貸物件ではそれらを満たすことが難しい場合があります。

例えば、ハムスターは暑さに弱いため、夏場はエアコンなどで適切な温度を保つ必要があります。

 

賃貸物件でハムスターを飼う場合は、これらの点を考慮に入れ、物件選びや飼育環境の整備に注意を払う必要があります。

 

フェレットの飼育と賃貸で飼う注意点

フェレットは睡眠時間が長く、14時間から18時間寝て過ごすことが多いです。

 

基本的には単独で過ごす時間を好みますが、慣れてくれば飼い主の手をなめたり、かまってもらうために飛び跳ねる姿を見せてくれます。

フェレットは好奇心が強いので、高いところに登って転落したり、異物を飲み込んでしまったりすることもあります。

 

また、フェレットは汗をかくことができず、暑さに弱いので、エアコンが欠かせません。

室温が高くなるとフェレットはぐったりしてしまうので、暑い時期に外出するときは室温が25℃から27℃になるようにエアコンを設定することが推奨されています。

 

フェレットの体はとても小さいので、6畳ぐらいのスペースがあれば飼育することができます。

賃貸のマンションやアパートで放し飼いすることも可能ですが、一度放し飼いをしてしまうと、ケージのような狭い空間に入ることにストレスを感じるようになってしまいます。

フェレットを飼うなら、基本的にはケージで飼育し、遊ばせるときだけ外に出してあげるのがよいでしょう。

 

飼育不可の賃貸で勝手に飼ってバレたらどうなる?

 

賃貸物件でペットを無断で飼育した場合、その結果は物件の契約内容や管理者の対応によりますが、以下のような事態が考えられます。

 

契約の解除

無断でペットを飼育したことが発覚した場合、最も厳しい結果としては契約の解除があります。

これは、賃貸借契約がペットの飼育を禁止している場合、その契約を違反したことになりますので当然と言える対応でしょう。

結果、賃貸借契約が解除され、退去を求められる可能性があります。

 

違約金の請求

無断でのペット飼育がバレると、契約解除だけでなく、違約金の請求も考えられます。

ペットの飼育による部屋の損傷や清掃費用などはもちろん、別途ペナルティを課せられる可能性も大いにあり得ます。

 

黙認されるケースももある

一方で、全ての賃貸物件や管理者が厳しく対応するわけではありません。

無断でペットを飼っていることが発覚した場合でも、特に問題がなければ黙認するケースもあります。

しかし、これはあくまで例外であり、無断でペットを飼うことは契約違反となりますので、基本的には避けるべきです。

 

無断で小動物(うさぎ・ハムスター・フェレット)を飼育してバレるケース

 

小動物の臭いが原因でバレる

小動物は特有の臭いを放つことがあります。

特に、うさぎやハムスター、フェレットは、その独特の臭いで周囲に存在を知られることがあります。

これは、ペットの排泄物や食べ物の臭いが原因となることが多いです。

定期的な掃除と消臭対策を行うことで、この問題はある程度防げますが、完全に臭いをなくすことは難しいでしょう。

 

小動物の足音が原因でバレる

小動物は活動的で、特に夜間に走り回ることがあります。

その足音が隣人や家主に聞こえることで、ペットを飼っていることがバレる可能性があります。

特に、フェレットは活動的な動物で、その活動音が問題となることがあります。

ペット用の運動具やケージの配置を工夫することで、この問題はある程度緩和できるかもしれません。

 

小動物の鳴き声が原因でバレる

うさぎやハムスターは比較的静かな動物ですが、フェレットは時折、特有の鳴き声をあげることがあります。

その鳴き声が近隣住民や家主に聞こえると、ペットを飼っていることがバレる可能性があります。

フェレットの鳴き声はストレスや不安を示すことが多いので、ペットのストレスを減らす環境づくりが重要です。

 

賃貸で小動物(うさぎ・ハムスター・フェレット)を飼っていた人たちの声

 

賃貸でうさぎを飼っていた人たちの声

 

 

賃貸でハムスターを飼っていた人たちの声

 

賃貸でフェレットを飼っていた人たちの声

 

まとめ

 

今回は「賃貸でうさぎ・ハムスター・フェレットなどの小動物は飼育できる?」について詳しく書いてきましたがいかがだったでしょうか。

 

本記事のまとめ

  • 賃貸物件でのペット飼育は物件や契約による
  • ペット飼育可能物件は少なく、多くが犬猫限定
  • 小動物飼育は契約内容確認と管理者への相談が必要
  • 無断飼育は契約違反で、解除や違約金請求のリスクあり
  • 小動物飼育には各種の注意点が存在する

 

この記事では、賃貸物件での小動物(うさぎ、ハムスター、フェレット)の飼育について、その可能性と注意点を詳しく解説しました。

賃貸物件でペットを飼うことは、物件や契約によりますが、ペット飼育可能物件は少なく、その多くが犬や猫の飼育に限定されています。

 

また、小動物を飼育する場合でも、契約内容の確認と管理者への相談が必要です。

無断で飼育した場合、契約違反となり、契約解除や違約金の請求などのリスクがあります。

さらに、各種の小動物を飼育する際には、それぞれの特性に合わせた注意点が存在します。

 

これらの情報を理解し、ペットとの共生を楽しむための環境作りに役立ててください。

 

 

 

  • この記事を書いた人

みやへい

不動産管理会社勤務/月間約5万PVのブログ『みやへい不動産』運営/ 不動産・暮らしに役立つ情報中心に発信しています/宅地建物取引士/2級FP技能士/3児の父は育児も奮闘

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