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お部屋探し

【必読!】ロフト付き賃貸物件のメリット・デメリット

 

早速ですが、

皆さんはロフト物件に憧れたことはありませんか?

 

私も中学生の時に友達の家に遊びにいったら、その友達の部屋にロフトがあって、
『なんだこれは!秘密基地みたいでカッコいいー!!』と興奮したのを覚えています。

 

ロフト付き物件は、賃貸物件(特に単身向け)においても未だに高い人気を誇っており、皆さんも一度は住んでみたいなーと思われたことがあるのではないでしょうか。

 

今回は、そんなロフト物件のメリット・デメリットから、デメリットの対処方法まで書いていきたいと思いますので、ロフトの物件に住んでみたいけど悩んでいるという方は是非参考にしてください。

 

この記事を書いた人

現役大手不動産管理会社勤務(元は不動産仲介)

宅地建物取引士・FP2級

ブログ「みやへい不動産」累計150万PV

みやへい
不動産業界12年、3児の父です。

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賃貸物件によくあるロフトとは?

 

 

日本の賃貸住宅におけるロフトとは、居室の天井を高くして、お部屋の一部を2層式にした上部空間などのことを指し、そのほとんどは、ハシゴを使って昇り降りできるような仕様になっています。

 

ちなみにロフトは建築基準法で『小屋裏物置等』に該当し、面積や高さに制限が設けられています。

ロフトの制限

  • ロフトの床面積が、ロフトがある階の床面積の2分の1未満でなければいけない。
  • ロフトの天井高の最も高い部分が1.4メートル以下でなければいけない。
  • ロフトの床面積がロフトがある階の床面積の8分の1を超える場合、各階の壁量を増やさなくてはならない。(つまり強度を増やす必要があるということ)

 

みやへい
上記の制限を超えると、ロフトではなく居室に該当します。

 

ロフト付き物件のメリット

 

ロフト付き物件は何故こんなにも人気なのでしょうか。

 

人気の理由はたくさんのメリットがあるからです。

 

ロフトのメリット

  • 寝室として使える
  • 書斎や作業スペースとして使える
  • 物置として使える
  • 洗濯物干しスペースとして使える
  • 解放感がある

 

以下で順番に解説していきます。

 

寝室として使える

 

単身でロフト付き物件を借りる方は寝室として使う方が多いようです。

 

ロフトを寝室として使うことで、居室にベッドを置かなくて済みますので、居室をゆったりと使うことが可能になります。

また、ロフト部分は来訪者に見えにくいので、面倒くさがりの人でも布団敷きっぱなしで問題なし!?

 

 

書斎や作業スペースとして使える

 

ロフトは書斎や作業スペースとしても使えます。

 

テレビやコタツなどの誘惑がある生活スペースと分けることで、集中して作業に取り組むことができます。

 

ローテーブルに座椅子を置いてしまえば、憧れのmy書斎の完成です。

 

 


物置として使える

 

ロフト付き物件は荷物が多い方にとっても人気です。

 

洋服や靴、本などの荷物を、クローゼット代わりに収納することができます。

 

天井が低くて物が取り出しにくい場合は、季節ものの衣類などのように普段あまり使わないものを奥の方にしまって、頻繁に使用するものを手前の位置に出しておくことがポイントです。

 

洗濯物干しスペースとして使える

 

ひとり暮らしで結構困るのが、洗濯物を干すスペースです。

 

ベランダが狭かったり、外に洗濯物を干すことに抵抗がある方もいると思いますが、そんな場合にはロフトが物干しスペースとして重宝します。

 

 

 

解放感がある

 

ロフトがある物件は、居室部分から見て天井が高いことが多いので解放感があります。

 

なぜなら、同じ広さでも、天井が高いことによって錯覚を起こし広く感じるからです。

 

通常なら背の高いチェストなどを置くと圧迫感が出てしまいますが、ロフト付き物件なら背の高い家具でもすっきりとした印象になります。

 

ロフト付き物件のデメリット

 

ロフト付き物件のメリットは理解していただいたかたと思いますが、いいことばかりでもありません。

 

デメリットもありますので、デメリットを理解した上で契約するようにしましょう。

 

ロフトのデメリット

  • 夏場はとにかく暑い
  • 電球が切れたら大変
  • ハシゴの上り下りが面倒くさい
  • 電気代がかかる

 

 

夏場はとにかく暑い

 

ロフト最大のデメリットといってもいいほど、夏場はロフト部分が高温になることが多いです。

 

物件によって温度は変わりますが、特に木造で最上階のお部屋の場合は、日中はロフト部分が蒸し風呂状態になります。

 

電球が切れたら大変

 

ロフト付き物件は、ほとんどの場合天井が高い為、必然的に照明も高い位置にあることが多いです。

 

賃貸物件の場合、電球や蛍光灯が切れた場合、入居者が交換を行うことが一般的ですが、脚立などでも届かない場合は、オーナーさんや管理会社に相談する必要が出てくるでしょう。

 

ハシゴの上り下りが面倒くさい

 

最初は秘密基地みたいでワクワクしていたロフトも、生活に慣れてくると飽きてしまうものです。

 

そうなると、ハシゴの上り下りが面倒になり、ロフトに上がることが億劫になってしまうこともしばしば。

 

 

電気代がかかる

 

ロフトはお部屋の上部にある為、どうしても空気の循環が悪くなりがちです。

 

冬は寒く、夏は暑い為エアコンを点けている期間は長くなるでしょう。

 

また、天井が高い分エアコンが効くのに時間がかかるので、どうしても電気代が高くなってしまいます。

 

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ロフト付き物件における『暑さ』の対処方法

 

ロフト付き物件には憧れるけど、暑いのだけどうにかならないかなーなんて思う方も多いと思いますが、以下の対処法を実践するだけで少しはマシになると思います。

 

それはエアコンをつけながらサーキュレーターをまわす方法です。

 

ロフト物件は天井が高いのと、冷たい空気は下の方にたまる性質があるので、どうしてもエアコンだけだと部屋が冷えるまでに時間がかかってしまいます。

 

そこでエアコンの風が届く位置あたりに、サーキュレーターを上向きにまわすことで、効率よく冷風が循環し、スピーディに暑さを和らげることができますので、これは設置しない手はないです。

 

 

 

ロフト付き物件でチェックしておきたいエアコンの能力

 

ロフト付き物件を契約する前にチェックしておくべきポイントがあります。

 

それはエアコンの能力です。

 

例えば、居室が6畳しかないワンルームでも、ロフト付き物件ともなれば、6畳用のエアコンでは明らかにパワー不足な為、夏場で室内の温度がかなり高い場合などにおいては全然役に立ちません。

そこで、契約する前にエアコンの能力は確認しておきましょう。

 

木造の場合で冷房能力が2.2kw(キロワット)だと大体6畳用で、2.8kwで10畳用ぐらいです。

 

2.8kwぐらいあれば十分でしょう。

 

能力が記載してある性能表は、エアコンの下あたりに貼っていることが多いです。

 

 

まとめ

 

今回は、『ロフト付き賃貸物件のメリット・デメリット』というテーマで記事を書きましたが、いかがだったでしょうか。

 

ロフト付き物件はデメリットもありますが、たくさんメリットもあるので、メリットもデメリットも比較した上で判断することをおすすめします。

 

それではまたお会いしましょう!!

 

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みやへい

不動産管理会社勤務/月間約5万PVのブログ『みやへい不動産』運営/ 不動産・暮らしに役立つ情報中心に発信しています/宅地建物取引士/2級FP技能士/3児の父は育児も奮闘

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