みやへい不動産代表の
みやへい(@miyahei2023)です。
『これから初めてのお部屋探しをしないといけないけど、何からはじめていいのかわからない』
そういった方も多いのではないでしょうか。
でも大丈夫!
賃貸仲介や賃貸管理など10年以上不動産業界に染まってしまっている私みやへいが、
初心者でもどのように進めていいのかわかりやすいように『お部屋探し完全マニュアル』という形でこの記事にまとめてみました。
初めてのお部屋探しでも、このマニュアルの手順に沿ってすすめていけば
良いお部屋に出会える確率が200%アップします!!
このマニュアルでは『情報収集~お引越しに至るまで』のポイントをまとめていますので、
ぜひ参考にして理想の住まいをみつけましょう♪
さあ、早速以下から順番に解説していきます!
この記事を書いた人
お部屋探しマニュアル『STEP1 条件を決める』
お部屋探しをする上で最初に決めておきたいのが『条件』
条件といっても細かいことを言うといろいろな条件がありますが、
最低限先に決めておきたいのが『予算・間取り・住みたいエリア』の3つです。
これらを決めておくことでスムーズなお部屋探しにつながります。
予算を決める
極端な例ですが、『駅前・3LDK・新築・南向き』というように、好条件が揃えば揃うほど、当然家賃も高く設定されています。
『少しぐらいオーバーしてもなんとかなるか』と軽い気持ちで予算を上げてしまうと、最初は家賃を支払えていたとしても、転職や結婚、出産などによって環境が変わったときに支払いが滞ってしまうなんてことも考えられます。
でもどれぐらいの家賃が自分にとって無理なく支払いができるかわからないですよね?
ひとつ目安にするとすれば、
『家賃は収入(手取り額)の3分の1以下に抑えるとよい』なんて風に言われています。
家賃の設定と初期費用については以下の記事を参考にするとよいでしょう。
参考
住みたい間取りをイメージする
部屋の広さは、募集の資料やポータルサイト等に専有面積(㎡数)で表記されます。
単身者の場合はワンルームや1Kなどの間取りが主流で、目安として約20㎡ぐらいです。
他では1DKは30㎡前後、1LDKや2DKは40㎡前後、3DKや2LDKは50㎡~が専有面積の目安になります。
自分のライフスタイルや持ち物の量に合わせて間取りを選ぶようにしましょう。
住みたいエリアを絞る
家賃や間取りに関しては、万が一思っていたもの違っても、工夫次第でどうにかなるかもしれませんが、
『場所選びに関しては引っ越してからどうすることもできません』のでよく調べておくことが重要です。
治安の問題や買い物施設が近くにあるかどうか、駅からの距離、学校区、静かなのか賑やかなのか等優先順位をつけて、自分にとってどのようなエリアが合っているのかを考えて探しましょう。
住みたい街が特に決まってないという方は、スーモの住みたい街ランキングを参考にしてみてもよいかもしれません。
引っ越し時期をイメージする
また、同時に『いつ頃引っ越しをしたいか』を決めておくことも重要です。
余裕があれば、お部屋探し開始から引っ越しまでの期間を2ヶ月ほど見ておくとよいでしょう。
最初の1ヶ月を条件決めや情報収集に使って、引っ越しの1ヶ月前ぐらいに不動産会社に行ったり、内見をしたりするのが理想です。
お部屋探しマニュアル『STEP2 情報収集』
条件がある程度決まったら次は情報収集に移りましょう。
最近ではインターネットでポータルサイトを見ればほとんどの物件情報が出てくるので、わざわざ不動産屋さんに何回も出向かないでも、多くの物件情報を手に入れることができます。
探し方は、ポータルサイトの絞り込み検索ページで希望条件にチェックを入れて探すだけ。
希望条件で検索して、あまり物件がヒットしなければ自分の予算と相場が合っていない可能性があります。
そんなときはエリアを広げたり、予算を上げたりして、候補を増やしてみましょう。
たくさんの物件情報を閲覧することで、『ここは妥協できるけど、これは譲れない!』なんて感じで、こだわりのポイントが見えてくるかもしれません。
お部屋探しマニュアル『STEP3 不動産会社に行く』
次はいよいよ不動産会社に訪問しましょう。
ポータルサイトで希望の物件が見つかれば、その物件を取り扱っている不動産会社にメールや電話で問い合わせをし訪問の予約を入れます。
もし希望の物件が複数あったり、迷っている場合は希望条件に近い物件を多く取り扱っていそうな会社に問い合わせてみましょう。
2~3社ぐらいがベターです。
住みたいエリアがある程度決まっている場合は、希望エリア周辺の不動産会社に行くとよいでしょう。その方がエリアの特性を理解していたり、物件のメリット・デメリットを把握している可能性が高いからです。
あとは不動産会社に行くなら平日が断然オススメです!!
詳しくは【賃貸】お部屋探しは月初めの平日がガチでおすすめな理由で解説しています。
実際に訪問したら、まず来店カードに氏名・電話番号・連絡先・希望条件などを記入するのが一般的です。
カードに記入したら、営業担当からアドバイスを受けつつ物件を紹介してもらい、内見する物件を決めます。
内見する物件は、あまりに多いと迷ってどれがどれかわからなくなってしまう為、内見は3件程度に抑えておく方が比較しやすいでしょう。
参考
お部屋探しマニュアル『STEP4 室内を見学する』
間取りや内装写真などをポータルサイト見て、ある程度イメージがつかめたかと思いますが、
実際にお部屋を内見すると、パソコンやスマートフォン上では気づかなかったことに気づくことも多いでしょう。
特に『広さ』は内見してみないと実際とイメージが違う場合もありますし、他にはコンセントの位置や数、日当たりや風通し、床の材質などはお部屋を見ないとわからないでしょう。
また、内見時に傷や不良箇所などがあれば、入居までに直るのかを不動産会社の営業担当に聞いておくとよいでしょう。
内見の際は以下の道具を用意しておくと必ず役立ちます!
CHECK!
メジャー(できれば5m以上)
方位磁石(スマホアプリでも代用可)
図面のコピー(ポータルサイトのページを印刷するか不動産屋にもらう)
筆記用具、メモかノート
スリッパ(不動産屋が用意してくれる場合有)
懐中電灯(夜間の場合)
参考までに↓↓
また、最近はオンライン内見といって、不動産会社に足を運ばなくても、担当者が物件現地からビデオ通話でつないでくれて、スマホひとつでWEB内見できるサービスも普及してきました。
参考
お部屋探しマニュアル『STEP5 申込み&契約』
気に入った物件が見つかったら、契約に向けて手続きを進めます。
まず最初にできるだけ早く申込書を書いて提出しましょう。
オーナーや管理会社によってルールは違ったりしますが、申込書の先着順で受け付けをしている所が多いのですみやかに進めることが大事です。
申込書には契約者本人の情報と、必要であれば連帯保証人の情報を記入し、身分証明書を提出します。
申込書を提出したあとは数日~1週間程度の期間で入居審査があり、
入居審査合格後に契約手続き(書類関係の提出や決済金の入金等)を済ませて入居日を待ちます。
契約時の必要書類については
【賃貸】契約時の必要書類完全マニュアル 他に用意しておくものまでをご参照ください!
申込&契約に関連する記事
お部屋探しマニュアル『STEP6 引っ越し』
お部屋が決まれば、引っ越しに向けて準備をすすめていかなければなりません
引っ越しぎりぎりになってから準備を始めると、バタバタして大変なので、できるだけ早いうちから準備を着々とすすめていくのがよいでしょう。
以下の2つの記事を見ながら準備をすれば、漏れがなく、スピーディにすすめることができると思います。
引っ越し準備に関する記事
ここで注意点!
引越し費用を抑えるなら必ず複数社で相見積もりを取りましょう。
なぜならそれで引越し費用が数万円~十数万円変わる可能性があるからです。
実際に我が家の引越しでも相見積もりを取って、最初に見積もった業者よりも5万円以上安い金額で引越しすることができました。
でも、引越し業者ってたくさんあってどこに頼んだらいいかわからないという人も多いと思いますが、一括見積りサイトに依頼する方法が一番確実に引越し費用を抑えることができます。
登録すると、複数社から連絡が来るので少々面倒ですが、登録一つで複数社の見積もりが取れるのでその点ではラクチンです。
一括見積りのサイトで一番オススメなのが『引越し侍』
安くなる肝なんですが、このサイト(引越し侍)経由だと大手の引越し会社はほとんど加盟しており、引っ越し業者も複数社の見積もりになるというのがわかっているので、1社目から結構頑張ってくれます。
見積もりは多いに越したことはありませんが、2~3社ぐらい見積もりを取れば確実に安くなりますので、無理のない範囲で調整しましょう。
引越し侍の口コミや評判が気になる方は、忖度なしで解説した記事が参考になります。
↓ ↓ ↓
引越し侍一括見積もりの評判・口コミを徹底解説!良い評判から悪い評判まで忖度なし!
まとめ
今回は『賃貸お部屋探し完全マニュアル』をテーマに記事にしましたがいかがだったでしょうか。
おさらいすると、お部屋探しの流れは以下の通りです。
お部屋探しの流れ
step
1条件を決める
step
2情報収集
step
3不動産会社に行く
step
4室内を見学する
step
5申込み&契約
step
6お引越し
賃貸物件は間取りや家賃などの条件、立地など、生活する上で欠かせない要素が複数あり、
全く同じ物件というものは存在しません。
だからこそお部屋探しというものは、『何を基準にすればよいのか』という点では明確な答えがない為、
色々と迷ったり、苦労したりする人が多いのです。
ある程度知識や流れを知っておくことで、お部屋探しで失敗する確率は低くなると思いますので、
このマニュアルと、当ブログの他の記事を読んでいただいて、少しでもお役立ていただければ嬉しいです。
それではまたお会いしましょう!